最近ブログエントリーが全然ないなぁとご心配の全国数十人の皆様、書いていることすら忘れてしまったけれどもRSSリーダーで通知されたので「ああ、まだ書いていたんだな」と思われた大多数の皆様、うっかりとSafari Nortificationsで通知を許可してしまったので久しぶりに通知センターに出てきて「何事？」と思ってクリックしたら久しぶりにブログを書きましたよなど、というあまり意味のないエントリーが表示されてしまって災難を被った善良なネット民の皆様、ご無沙汰しております。
最近、ブログを書けないなぁ、と感じていて、書いた方が良いのに書けないのは何故だろうかと考えてみました。

時間が無い、というのが直接的表現であり、これを言ったら元も子もないでしょうということではありますが、これが現象としては的を射た表現であることは確かです。ただ、今回考えてみたのは時間が無いということよりも「時間を優先的に割り振ることができないのは何故か」ということです。

もしも私が病魔に冒されて、24時間365日病床に伏せっていたとしたらこれは仕方のないことですし、これからも再開の目処は立ちません。しかしながら、実際には毎日朝起きて会社に行ったり客先に行ったり、国内外に出張に行ったりしています。つまり、ブログを書くことができる時間自体は存在しているのですが、それ以外のことをしていてブログを書けていない、つまりブログを書くことの優先順位が自分の生きていく時間割の中で低いということになります。

昨年もずっとほぼ毎日ブログを書き続けてきて、正直、アクセス解析を見ればブログへのアクセスの方が圧倒的に製品ページなどへのそれよりも多いわけです。これを続けることで、少しでも多くの人に私のエントリーを通じてトリニティという会社や取り扱い製品を知ってもらうきっかけにもなるわけです。それは重々承知の上、それでも書く時間を割かないのはなぜか。

もちろん、他の仕事が忙しいというのも理由のひとつとして無いわけではありませんが、それは毎年同じ事です（例年よりも忙しいということはあるかもしれません）。

実のところ「加齢＝老い」かなと思っています。

つい先日もアメリカのレストランでお酒を注文しようとしたら「パスポートを見せてくれ」と言われるくらい若作りをしていて童顔な私ではあります。しかしながら、実年齢としては非公開ながらも「最初の3つの素数の総和と総乗の和で表せる整数」歳まであとわずかです。

今まで、夜中に自宅に戻るなり会社を出る前に「日付が変わる前にブログ書いておくか」とギリギリのところで書いたり、どんなに眠くても書くようにしていたところが、最近は明日のためにとか、体調を崩してはならないなどという保守的な考えが先に立ち、明日書けばいいやと先送りをしてしまうことが増えてきたのです。こうなると睡眠時間を削ってでもブログを書くかといえば書かなくなり、ちょっと忙しくなれば他のことを優先するようになって段々と転がり落ちるように書かなくなってきてしまうわけです。そして、それが日常化することで忘れていってしまうわけです。

もっと短い時間でササッと書けたら良いなと思うのですが、どうもくだらないことをダラダラと書いてしまう傾向にあるため（今回のエントリーがその証拠です）、結構な時間を割いているというのも原因かもしれません。

では、これからどうするかといえば、それでも頑張って書いていこうかなと思っている次第です。頻度は落ちるかもしれませんが、短いエントリーも出てくるかもしれませんが、読む必要すら無いかもしれませんが、ここで生きているということだけは発信していこうかなと思っておりますので、よろしくお付き合いください。

今回も「歳を取って夜中に書いたりするのが辛くなったのでブログを書く頻度が下がった」と1行で終わることを長々と書いてしまい、みなさまの貴重なお時間を消費させてしまったこと、深くお詫び致します。たまに役立つことも書くことがありますので、これに懲りずに通知などありましたら訪れていただきますようよろしくお願いいたします。